アースパル神戸とは
地球温暖化防止のために、神戸市と協働で「150万人エコ市民作戦」を展開している行動ネットワークです。
温暖化の進行は、益々看過できないレベルになりつつあります。2013年、伊豆大島やレイテ島で多くの方が亡くなる甚大な台風被害が出ました。このまま行けば、今世紀末にはこの規模の台風の数が4倍にもなると気象庁は予測しています。
温暖化防止活動の一番の難しさは、今の行動変容が直ぐに結果として見えない点です。また我慢や不便さを強いられると言うマイナスイメージもあります。一度の活動ではなく継続した活動が必要でなかなか続けにくい面や、そもそも何をしていいかが分からない人も大勢います。しかし、私たちだけが心地よい生活を享受し、何の責任もない50 年後100年後に生きる人たちに、劣悪な環境を押し付けるわけには行きません。それ以前に、言葉を発せられない多くの生命が日々失われていく現実に目を逸らすことは出来ません。 温暖化防止活動は待ったなしの状況ですが、決して押し付けや、説教にならないよう、分かりやすく自発的に考えてもらえるような活動をしていきたいと考えています。
子や孫たちが人として暮らしていける未来を残すため、ご一緒に活動してくださる方を募集しています。 今まで、環境活動の経験がない方でも歓迎します。
名称 | アースパルKOBE(アースパルとは、アース(地球)のパル(友達)という意味です) |
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所在地 | 〒650-0024 神戸市中央区海岸通3-1-1 KCCビル エリンサーブ内 |
団体設立 | 2005年1月22日に設立しました |
会員 | 地球温暖化防止に関心のある神戸市民を中心としたメンバー |
活動 | 2つのグループで、活動プログラムを考え、普及啓発活動を行っています。 |
会計期間 | 各年4月1日~3月31日 |
アースパルKOBE趣意書
地球環境の現状
奇跡の星、地球 | わたしたちは、この青く美しい地球の恵沢を受けて生きています。地球の歴史をひも解くと、46億年という時の経過の中で、宇宙空間に漂うチリやガスが引き付けあって小さな微惑星となり、続いて繰り返される微惑星、小惑星の衝突により誕生しました。しかし、わたしたちの地球は太陽系からの距離、大気と水を引き止める質量、大気の構成など、どの条件一つ欠けても、生命の誕生は起こりえませんでした。この奇跡の星、豊かな森と海に包まれた青い星は、温室効果ガスに包まれ多くの生命を、今、育んでいます。 |
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気候変動による危機 | ヒトはおよそ1万年前に農耕という文明を手に入れ、その後ヒトにとっての発展を続けてきましたが、ここに来てほんの200年余りの間に、化石燃料の燃焼などによって大気中に温室効果ガスを急速に排出しました。このことが、地球の平均気温の上昇もたらしその結果として起こる健康、食糧、水の供給、海面上昇や生態系への甚大な被害を、もうすでにもたらしつつあります。 |
地球規模での取り組み
パリ協定の採択 | この地球の危機を救うため、2015年12月気候変動枠組条約第21回締約国会議が開催され、すべての国の温暖化防止ガスの排出削減目標を定めるパリ協定が採択されました。 |
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国の取組み
環境教育推進法 | 我が国でも、パリ協定で定められた削減目標を達成するため「2020年以降の約束草案」を決定し、様々な取組みを行っています。 |
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アースパルKOBE
誕生 | 近年二酸化炭素の排出量が大幅に増加している民生・運輸部門の排出量を削減するために、神戸市は、市民一人ひとりが環境負荷の少ないライフスタイルを実践することを目指す「150万人エコ市民作戦」を展開しています。その一環として、市と協働で温暖化問題の普及啓発活動を行うための、ネットワーク「アースパルKOBEの結成、参加を呼びかけました。 |
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これまでの経過 | 市の呼びかけに応じて集まった我々「アースパルKOBE」は、これまで、市主催のスキルアップ講座へ参加し、その後、省エネルギーの推進、子どもの環境学習の支援、自然環境を通じた環境学習の支援、新エネルギーの各活動テーマに分かれて支援プログラムメニューづくりや参加団体の既存事業を連携して行うことにより、お互いの理解を深めてきました。また、実際に小学校や一般市民の集まりで啓発活動を行ってきました。 |
今後の方針 | 結成後1年を経て、各テーマの代表者でこれまでの活動を総括し、今後の活動方針を検討した結果、効果的なより広がりのある啓発活動を展開していくためには、組織化して責任体制をとることが不可欠であり、市と協働して温暖化防止活動に取り組んでいくこととしました。 |
決意 | 持続可能な社会を構築するには、多様な主体が自主的・積極的に環境教育に参加することが不可欠であるとする環境教育推進法の趣旨をうけ、我々「アースパルKOBE」は、自主的・積極的に効果的で広がりのある啓発活動を行うため、ひとつの組織として再出発し、地球温暖化問題を市民の視点で伝え、市民一人ひとりの取組みの輪を広げることにより、市と協働で「150万人エコ市民作戦」を展開していきます。 |